平日休み

今日は12月の第一月曜日、この1週間、そして12月最初の平日です。
いつも通り朝起きて、支度をして、出勤する・・・はずの日ですが、うちの病院はシフト制のため平日休みがたくさんあります。そして今日はその平日休み・・・
いままで医師としてせっせと働くこと十云年、いろんな病院で転勤しました(今の病院が8つ目です)が、こんな勤務体制の病院は初めてです。すでに半年以上をこのシフト制で過ごしましたが、今まで体にしみ込んだ働き方とまったく異なるため、ぜんぜん慣れません。みんな働いてるのに自分だけ休むなんて、という罪悪感がどうしても払拭できないのです(もちろん、勤務体制の違いだけですからまったく悪いことはしていないのですが、いわゆる職業病というやつですね)。

忙しさ自慢をしたいわけではないのですが、一般的な外科医の勤務体制をご紹介します。
大学病院勤務の外科医は月10回程度当直をして当直明けそのまま仕事をしてミーティングをして22時ころ帰宅する(連続勤務時間は39時間→働き方として完全にアウトですよね)という生活を送っています。一般病院でも夏休み以外はすべて病院に顔を出す、つまり360日くらい病院に行く(土日は急患がいなければ病棟回診の2-3時間で帰宅可能なのですが)ことがまかり通る世界で働いてきました。もちろん、夜間でも土日でも急患や病棟の患者さんの状態が急変した場合にはすぐに駆け付けて緊急処置や緊急手術が必要かどうかすぐに判断しなければなりません。最近は収益を上げるため土曜営業の病院も増えましたので週6日勤務となり、土日当直もしていたので完全な休みは月に3日でした。厚労省も医師が激務であることは当然承知の上であえて黙認してきましたが、医師の過労死やうつ病、自殺などがさかんに騒がれ始め、昨今ニュースになっている「医師の働き方改革」に取り組まざるを得なくなったわけです。

そのライフスタイルに慣れ切った私が突然、平日休みかつ10日以上も休日がもらえてしまう状況になったんです。
これまで仕事一筋で生きてきたぼくは大量の休日を消化しきれず、逆にモチベーションや体調が悪くなりそうです。何か新しいことを始めなくては!このブログも私なりの解決策の一つです。

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この記事を書いた人

たけしのアバター たけし アラフォー外科医

40歳を過ぎ、人生に焦りを感じ始める
自分がすべきことを探求した結果、健康に関する情報発信を始める
妻の経営する弁当屋のホームページも担当

将来の夢は自分のクリニックをひらき元気な高齢者を増やすこと

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