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この人がすごい!
第6回 長谷川和夫先生 日本で最も有名な認知症専門医
『称賛されるべき日本人』第6回は、日本の認知症診療に大きな改革をもたらし、長谷川式簡易知能スケールの開発者でもある長谷川和夫先生です。 長谷川先生の開発された長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が、どれくらいすごいかと言いますと、大谷翔平... -
この人がすごい!
第5回 瀬谷ルミ子氏 認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)理事長
理事長 瀬谷ルミ子氏(Realsホームページより) 久しぶりの投稿となりました。『称賛されるべき日本人』 第5回はアフリカ・中東の紛争地で紛争予防に従事するNPO法人理事長の瀬谷ルミ子氏です。 私が瀬谷(せや)氏の活動を初めて知ったのは、瀬谷氏の... -
在宅診療
自宅での看取りが自然な選択肢となる社会を目指す
自分や家族の看取りの場所・・・人生における最後の選択肢とも言える重要な問題です。現在の日本では、2015年の時点で77%が病院を選択しているそうです(平成27年人口動態調査より)。 厚労省ホームページより では、病院はすべての人にとって本当に理想... -
医学一般
2024年度に実施されるトリプル改定
2024年度に実施されるトリプル改定医療保険の診療報酬介護保険の介護報酬障害福祉サービスの報酬の3制度改正が同時に行われます。 トリプル改定は6年に1回のペースで実施されるため、影響範囲の広さと重要性から多くの関心が寄せられます。 診療報酬改定に... -
この人がすごい!
第4回 ペシャワール会 中村 哲先生
『称賛されるべき日本人』第4回は、アフガニスタンの人道支援に人生を捧げた中村 哲先生です。 朝日新聞デジタルより 中村先生は2019年12月4日、いまからちょうど4年前にいつも通り現地で仕事に向かう途中にテロ組織に銃撃され命を落としました。中村先生... -
この人がすごい!
第3回 国境なき医師団日本事務局長 村田慎二氏
『称賛されるべき日本人』第3回は、国境なき医師団日本事務局長 村田慎二郎(むらたしんじろう)氏です。 国境なき医師団(MSF)日本 事務局長村田 慎二郎(むらた・しんじろう)氏 国境なき医師団に参加したくて、国境なき医師団日本の本部(高田馬場)... -
この人がすごい!
第2回 NPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治氏
『称賛されるべき日本人』第2回は、11月18日、NHKの夕方のニュース番組で特集されていたNPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治(さかもとしんじ)氏です。 坂本さんと著書『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』 私たちがな... -
私事ですが・・・
いよいよ、夢が現実に!2024年にクリニック院長就任いたします
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。このたび、突然ですがクリニック院長に就任することとなりました。2024年4月に開院予定です。開院まで残り134日。開院準備で悔いが残らぬよう、開院まで全力で駆け抜けます! -
この人がすごい!
『称賛されるべき日本人』第1回 𠮷岡秀人先生
久しぶりのブログ記事となりました。本日から、みなさんにぜひ知ってほしい、素晴らしい日本人を紹介していきます。第1回目の『称賛されるべき日本人』は 𠮷岡秀人(よしおかひでと)先生 です。 NPO法人ジャパンハートホームページより 𠮷岡先生は、す... -
新型コロナウイルス関連
5類感染症への移行後の対応について
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の位置づけが「5類感染症」に変更されました。 これまでは、感染者数などを抑えるために、感染症法に基づく入院勧告や外出自粛等といった行動制限など、様々な対策を政府が中心となって講じてきま...
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医学一般
外科医としての寿命
外科医としての寿命(=手術は何歳まで執刀し続けられるのか)のお話をしたいと思います。ざっくり言って55~60歳まで、と言ってよいと思います。中には70歳になっても80歳になっても手術を執刀される元気な先生もおられます。そういった先生方は、元... -
この人がすごい!
第2回 NPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治氏
『称賛されるべき日本人』第2回は、11月18日、NHKの夕方のニュース番組で特集されていたNPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治(さかもとしんじ)氏です。 坂本さんと著書『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』 私たちがな... -
医学一般
世界一のCT保有国は日本
外からでは見ることのできないからだの内部をわずか数秒で詳細な画像にできるCT検査は、現代医療にとってかかすことのできない画像診断法となりました。そのCT検査機器の保有率が世界一高い国はどこでしょう?実はダントツで日本なんです、ご存知でしたで... -
新型コロナウイルス関連
COVID-19について 政府や厚労省、各関連学会の提言まとめ
普段から感染症診療を専門としているのは、呼吸器内科や感染症治療科、集中治療室、救急医、プライマリケア医の先生です。私も含めて普段から感染症診療に従事していない医療者は、新型コロナウイルスを含め感染症診療に必要な基礎的知識や経験を備えてい... -
医学一般
外科医がうれしいとき・かなしいとき
どんな職業もそうですが、外科医にもうれしいときもあればかなしいときもあります。それでは、私が「外科医でよかったなー」と感じる瞬間はどんなときでしょうか。 外科医のうれしい瞬間・生命の危機に瀕していた患者さんが元気に回復したと感じたとき・患... -
医学一般
2024年度に実施されるトリプル改定
2024年度に実施されるトリプル改定医療保険の診療報酬介護保険の介護報酬障害福祉サービスの報酬の3制度改正が同時に行われます。 トリプル改定は6年に1回のペースで実施されるため、影響範囲の広さと重要性から多くの関心が寄せられます。 診療報酬改定に... -
医学一般
応召の義務について
応召の義務をご存知でしょうか?応召の義務とは端的に言えば「医師は正当な理由なくして患者さんの診療を断ってはいけない」ということです。医師法第19条に、医師の応召義務が規定されており、「診療に従事する医師は、正当な事由がなければ患者からの... -
私事ですが・・・
2022年の健診結果を大公開!
「医者の不養生」ということわざがありますが、自分自身の体調管理もできない医者が他人の体調管理なんてできるはずがない、と思いませんか?そこで、私は今年から自分の健診結果をご報告することといたしました。自分のデータを公表することは、私自身の... -
がんについて
なぜ日本人のがんは増え続けるのか
日本人の2人に1人ががんと診断される現代・・・私もあなたも、いつがんと宣告されても全くおかしくないのです。ほんの20年前、大学生だった私は3人に1人と教わっていましたから、驚異的な速度でがんが増殖していると言えます。どうしてなのでしょう?答え... -
明るいニュース
次世代電池を開発、山形大
次世代電池の開発競争が世界を舞台に白熱しています。現在の主流電池は液体の電解質を用いていますが、次世代電池は半固体、そして最終的には全固体電池の開発・商用化を目指しているようです。難しいことはわかりませんが、液体の電解質を固体に変換する...
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在宅診療
自宅での看取りが自然な選択肢となる社会を目指す
自分や家族の看取りの場所・・・人生における最後の選択肢とも言える重要な問題です。現在の日本では、2015年の時点で77%が病院を選択しているそうです(平成27年人口動態調査より)。 厚労省ホームページより では、病院はすべての人にとって本当に理想... -
在宅診療
「老衰」で安らかに死ねるのは日本人全体の何%?
「終活」という言葉もすっかり定着しましたが、今日はそんな自分の死に方についてのお話です。 令和3年(2021年)の人口動態統計によると、日本の年間死亡数は 143 万 9809 人でした。死因別にみると、死因順位の1位はここ40年間ずっと悪性新生物<がん>... -
在宅診療
通称「サイレントキラー」=骨粗しょう症のお話
今日は骨粗しょう症のお話です。女性のあなた、この記事だけは素通りせずにぜひ読んでください。骨粗しょう症はご存じの通り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気ですね。骨もあなたの美しいお肌同様、新陳代謝によって作られては壊され、壊されては作... -
在宅診療
寿命について考える~何歳まで生きたいか?~
みなさんは自分が何歳まで生きたいか、どう死にたいかについて考えたことはありますか? いつまでも若くありたい・・・古くは中国・秦の始皇帝や漢の武帝も追い求めたとされる「不老不死」。世界中の神話や伝承にも必ず登場する「長寿や永遠の命」は、人類... -
在宅診療
超高齢化社会を生き抜くために必要なこと-Healthy ageing-
最近、自分と日本の将来を真剣に考える時間が増えました。 自分が死ぬまでに本当にしたいこと、やり残していることはなにか?何のために医者になったのか。医者として困っている人のために働くこと、社会に貢献することが私が医者になった理由でした。 そ... -
在宅診療
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)について
肺炎は日本人の死因の第5位(がん、心疾患、老衰、脳血管疾患に次いで)です。肺炎は細菌による肺の感染症ですが、そのうち1/3~1/4は肺炎球菌が原因とされています。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に肺炎球菌が常在しているとされます。幸いなこ...
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がんについて
日本人のがんの4割は予防できる!
現代は日本人の2人に1人が、生涯のうちにがんにかかるといわれる時代と言われています。2018年に新たにがんと診断された人の数は98万人(男性55万人、女性42万人)で、おおよそ100万人が、毎年新たにがんと診断されていることになります。 では、そんな国... -
がんについて
アメリカではがんは減少、日本は増加というのは本当か?
米国がん協会(ACS)は、「米国でのがんの罹患率ならびに死亡率は堅調に下がり続けている」という報告をまとめました。その報告によれば米国全体でのがん死亡率は、25年間で27%(約260万人)減少したといいます。西台クリニック院長の済陽高穂... -
がんについて
ロボット支援手術(ダビンチ手術)について
ロボット支援手術をご存じでしょうか?開発したアメリカ企業の製品名で「ダビンチ手術」や単に「ダビンチ」などと呼ばれることもあります。 日本ロボット外科学会ホームページより テレビドラマの「ブラックペアン」や人気コミック「宇宙兄弟」にも登場し... -
がんについて
外科医は抗がん剤を自分に投与するか
厚労省の統計によれば、2017年にがんで死亡した人は373,334人だそうです。2016年に新たにがんと診断された人は995,131人で、100万人を突破するのも時間の問題です。最も死亡者数の多いがんは1位:肺がん、2位:大腸がん、3位:胃がんの順となっています。 ... -
がんについて
なぜ日本人のがんは増え続けるのか
日本人の2人に1人ががんと診断される現代・・・私もあなたも、いつがんと宣告されても全くおかしくないのです。ほんの20年前、大学生だった私は3人に1人と教わっていましたから、驚異的な速度でがんが増殖していると言えます。どうしてなのでしょう?答え... -
がんについて
ノーベル賞受賞のがん治療薬「オプジーボ」の真実
「オプジーボ」という薬の名前は聞いたことがない方も「本庶佑先生」のお名前は耳にされたことがあると思います。2018年、京都大学の本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞したことをきっかけに、がんの免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一... -
医学一般
医療技術革命かー血液1滴で13種のがん検出、驚きの精度99%
実用化すれば夢のような話が現実のものとなるかもしれません 国立がん研究センター研究所が主導するマイクロRNAをマーカーを用いたがんの早期発見に関する研究成果が公表されました。 本共同研究では、東京医科大学と国立がん研究センターが持つマイクロRN...
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健康増進
たばこ1本であなたの命が14分みじかくなる!
今日も喫煙のお話をしましょう。厚生労働省の2011年の調査によると、日本人の喫煙者は約2,100万人で、成人男性の32.4%、女性の9.7%が喫煙しているそうです。1960年代に男性で80%、女性で15%を超えていた頃に比べると、かなり低くなってきていますが、それ... -
健康増進
<連載第1回>肥満について~世界で増え続ける肥満
『脱』内臓脂肪型肥満を目指し年明けから運動に励んでいる管理人たけしです。今日は最近世界中で増えている「肥満」のおはなしです。私も他人事とは思えません。 まずは、肥満の定義を再確認しましょう。日本の場合、日本肥満学会がBMI(ビーエムアイ:bod... -
健康増進
2023年の抱負は「健康づくり」で決まり!
新年明けましておめでとうございます。2023年が始まりました!今年はどんな1年にしたいですか?私の今年の抱負は「開業の準備」と「自分の健康づくり」です。今年は、すごい見方を手に入れました。こちらです。みなさんご存じの体組成計ですが、最新の体組... -
健康増進
あなたの腹囲は?男性で>85㎝、女性で>90㎝は要注意!
今日は日本人に増えている内臓脂肪型肥満のお話です。そのなかでも、内臓脂肪型肥満では皮下脂肪型肥満よりも糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすいことが知られています。最近15年間あまり、脂肪細胞の研究がさかんにおこなわれ、内臓脂肪細胞から... -
健康増進
運動習慣のある人の割合は増えている/減っている?
最近、ランニングやサイクリングする人を見かけることが多いように感じます。駅前や大通り沿いのスポーツクラブやフィットネスクラブも見かける機会が増えてきましたね。それでは実際に運動習慣のある人は増えているのでしょうか?厚生労働省が毎年実施し... -
健康増進
今から家を建てる人必見!「断熱5等級」以上を!
今日は健康と住宅のお話です。家の中の室温と私たちの健康には密接な関係があるのだそうです。1年中室温を一定に保てる高断熱の住宅は、快適で健康的で経済的という3拍子そろった理想の環境です。WHOおよび日本政府も「居室における温度の目標は18度以上28... -
健康増進
受動喫煙で1年間に60万人が死んでいるという事実
100年に一度の大流行と言われる新型コロナウイルス感染。その死者数はというと、2022年12月時点で全世界で累計668万人(感染者数6億人)にのぼるそうです。国別の死者数はアメリカが最多で109万人、日本は5万人となっています。その一方で、にわかには信じ... -
健康増進
検診と健診、人間ドックの違いは?
今日は健康診断に関する記事です。みなさんは検診と健診の違いをご存じでしょうか?ついでに人間ドックや最近話題のアンチエイジング・ドックについても一緒に勉強していきましょう。 検診 特定の病気を発見するために行う検査のことを指し、病気を早期発... -
健康増進
「がん検診は受けてはいけない」は信じてはいけない
よく 〇春などの週刊誌に、〇〇を受けてはいけない、食べてはいけない、飲んではいけない、〇〇手術は受けてはいけない・・・などという読者にとってインパクトのある記事を見かけることがありますが、これをそのまま鵜呑みにすることは大変危険です。こう... -
健康増進
こんなときどうする⑤がん検診は受けるべき?
がん検診と一般的な健康診断の違いは? 一般的な健康診断は、対象の病気を定めず検査項目が正常範囲にあるかどうかを調べる検査です。対して、がん検診は「胃がん検診」や「乳がん検診」など、特定のがんについて調べる検査になります。同じ「けんしん」で...
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医学一般
2024年度に実施されるトリプル改定
2024年度に実施されるトリプル改定医療保険の診療報酬介護保険の介護報酬障害福祉サービスの報酬の3制度改正が同時に行われます。 トリプル改定は6年に1回のペースで実施されるため、影響範囲の広さと重要性から多くの関心が寄せられます。 診療報酬改定に... -
医学一般
日本の100歳以上高齢者、8万人を突破
人生100年時代と叫ばれるようになりましたが、その事実を裏付けるようなデータが示されました。厚労省の最新統計によると、日本の100歳以上の高齢者が初の8万人を突破したそうです。しかも最高齢の女性は117歳でギネス世界最高齢に認定されているそうです... -
医学一般
外科医がうれしいとき・かなしいとき
どんな職業もそうですが、外科医にもうれしいときもあればかなしいときもあります。それでは、私が「外科医でよかったなー」と感じる瞬間はどんなときでしょうか。 外科医のうれしい瞬間・生命の危機に瀕していた患者さんが元気に回復したと感じたとき・患... -
医学一般
こんなときは健康保険が使えません!
私たちは皆保険制度のおかげで、病院でかかった医療費総額の3割を自己負担し、残りの7割は税金で補填されます(納税者であればまったくタダというわけではありませんが)。さらに高額医療費支給制度を利用すれば、たとえ月額数百万円の治療費がかかろうと... -
医学一般
医師がもっとも恐れる病気は?
医師がもっとも恐れる病気はなにか?という質問には何通りも答えがあるでしょう。神経科の先生は、治療法がない神経の難病と答えるかもしれません。膠原病科の先生は、やはり膠原病の難病とおっしゃるかもしれません。現代医療には、根本的な治療法が存在... -
医学一般
世界一のCT保有国は日本
外からでは見ることのできないからだの内部をわずか数秒で詳細な画像にできるCT検査は、現代医療にとってかかすことのできない画像診断法となりました。そのCT検査機器の保有率が世界一高い国はどこでしょう?実はダントツで日本なんです、ご存知でしたで... -
医学一般
スマホ依存の恐怖
みなさんのご家庭ではお子さんに自分用のスマホを持たせていますか?私の家では、中学1年生の長男にはまだスマホを持たせていません。しかし長男いわく、クラスでスマホを持っていないのは自分だけだということです(さすがにそれはないと思いますが)。私... -
医学一般
CT診断ミスはなぜ起こるのか?なぜ防げないのか?
昨今、全国的に画像の診断ミスに関するニュースを見聞することが非常に多くなりました。名古屋大、慈恵医大、千葉大、横浜市大などの大学病院での診断ミスに関する報道はご記憶にも新しいかと思われます。もちろん、「画像の見落とし」は本来あってはなら... -
医学一般
応召の義務について
応召の義務をご存知でしょうか?応召の義務とは端的に言えば「医師は正当な理由なくして患者さんの診療を断ってはいけない」ということです。医師法第19条に、医師の応召義務が規定されており、「診療に従事する医師は、正当な事由がなければ患者からの... -
医学一般
当直医の夕食
問題です。Q.当直医(17時頃から翌朝までの勤務のこと)は夕飯に何を食べているでしょう? A.コンビニ弁当 B.病院食 C. カップラーメン D. 出前 正解は・・・すべて正解です。当直医のために入院患者さんと同じ病院食を用意してくれる病院が多いで...
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環境問題・気候変動
プラスチック資源循環促進法が施行されます
プラスチックの大量生産大量消費は海洋汚染や気候変動に直結する大問題です。使い捨てプラスチック削減のため、プラスチックストローの提供をやめたという企業もありますし、紙製の容器やカトラリーも出てきました。世界全体がプラスチックに依存するシス... -
環境問題・気候変動
「カーボンバジェット」(炭素予算)
「カーボンバジェット」(炭素予算)とは、人間活動を起源とする気候変動による地球の気温上昇を一定のレベルに抑える場合に想定される、温室効果ガスの累積排出量(過去の排出量と将来の排出量の合計)の上限値のことです。この考え方に基づき、過去の排... -
環境問題・気候変動
コスタリカ~世界初のカーボンフリー国家への挑戦
中央アメリカのコスタリカ。じつはすごい国だったんです。ひとつの大きな特徴は、軍隊を持たない国家であるということです。そんなコスタリカは環境面で世界の最先端を行く国家でもあったんです。コスタリカはたしかに人口500万人の小さな国家ではあり... -
環境問題・気候変動
食品ロスへの取り組み
本日も今朝のNHK『おはbiz』のコーナーからの話題です。持続可能な社会を実現するための大きなテーマとして、食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が大きな課題になっているといいます。この食品ロスの削減に、各自治体や団体が取り組み始めました... -
環境問題・気候変動
CO2削減の救世主は細菌!?
カーボンニュートラルへの世界規模の転換が必要性が差し迫った現代、地球誕生のころから存在していると考えられている微生物が再注目されているといいます。ある種の微生物は、厄介者のCO2を利用して人間にとって価値のあるエタノールや食用たんぱく質(エ... -
環境問題・気候変動
V2Hはいいことだらけ!
V2Hという言葉をご存じでしょうか?これからの家と車のスタンダードとなりそうなこの言葉、今日はぜひ皆様にご紹介させていただきたいと思います。 V2Hについて知るのに、とってもいい動画がありますのでご紹介します。ニチコンのV2H説明動画はこちら(別... -
環境問題・気候変動
未来ではグリーンルーフがバズっている?!
こんな狭小スペースにも・・・ グリーンルーフ(エコルーフとも言うそうです)とはなんぞや?百聞は一見に如かず、画像をご覧いただければ一目瞭然ですね。ビルや住宅などの屋上に植物などを植えて緑化するグリーンルーフが世界的に注目されているようです... -
環境問題・気候変動
日本のCO2排出量は増えてる?減ってる?
さあ、いきなり質問です。世界的には環境問題への意識が低いと評価されている日本ですが、近年の日本のCO2排出量は増え続けているのでしょうか?それとも減少に転じているのでしょうか?あまりニュースにはなりませんよね。正解は、減っています。2013... -
環境問題・気候変動
レインフォレスト・アライアンスってなに?
今日はこのマークのお話です。 みなさんもコンビニなどでみかけたことがあるのではないでしょうか?たとえば私の知る限りではローソンのMachiカフェを購入したらカップをよく見るとこのマークが印字されています。いままでこのマークの存在は知っていまし...
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社会情勢・ニュース
世の中、悪いニュースばかりなのはなぜ?
答えは簡単、悪い話のほうが注目されるからです 最近、悪いニュースばかり耳にするのはなぜでしょうか。未来に希望はない・・・環境問題、気候変動、国際情勢、テロ、戦争、自然災害、新型コロナ、世界は問題にあふれており、明るい未来なんてない。そんな... -
社会情勢・ニュース
地球温暖化防止:私たちができること
地球温暖化が止まりません。早ければ2030年に1.5度の平均気温上昇(産業革命以前との比較)が起きると専門家は警鐘を鳴らしています。1.5度の気温上昇を超えてしまうと、温暖化の連鎖が始まり取り返しがつかない状況に陥るというのです。そのために残され... -
社会情勢・ニュース
これからは『半農半X』がスマートな生き方!!
10月28日放送のNHKクロ現のテーマは、「コロナ後の豊かな暮らしとは 見直される“小さな農業”」コロナの影響が長びくなか“小さな農業”が見直されているといいます。その理由は、・自宅で食事をすることが増えた消費者の間で食への関心が急上昇・安全で質の... -
社会情勢・ニュース
SDGsへの取り組みが世界的に評価された8社の日本企業
「2019 Global 100」にランクインした日本企業 カナダのコーポレートナイツ社は2019年1月、SDGsへ取り組むサスティナブルな企業100社をまとめた「2019 Global 100」を発表しました。この報告では、世界各国の大企業の約7500社を対象に、環境や社会、ガバナ...
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この人がすごい!
第6回 長谷川和夫先生 日本で最も有名な認知症専門医
『称賛されるべき日本人』第6回は、日本の認知症診療に大きな改革をもたらし、長谷川式簡易知能スケールの開発者でもある長谷川和夫先生です。 長谷川先生の開発された長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が、どれくらいすごいかと言いますと、大谷翔平... -
この人がすごい!
第5回 瀬谷ルミ子氏 認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)理事長
理事長 瀬谷ルミ子氏(Realsホームページより) 久しぶりの投稿となりました。『称賛されるべき日本人』 第5回はアフリカ・中東の紛争地で紛争予防に従事するNPO法人理事長の瀬谷ルミ子氏です。 私が瀬谷(せや)氏の活動を初めて知ったのは、瀬谷氏の... -
この人がすごい!
第4回 ペシャワール会 中村 哲先生
『称賛されるべき日本人』第4回は、アフガニスタンの人道支援に人生を捧げた中村 哲先生です。 朝日新聞デジタルより 中村先生は2019年12月4日、いまからちょうど4年前にいつも通り現地で仕事に向かう途中にテロ組織に銃撃され命を落としました。中村先生... -
この人がすごい!
第3回 国境なき医師団日本事務局長 村田慎二氏
『称賛されるべき日本人』第3回は、国境なき医師団日本事務局長 村田慎二郎(むらたしんじろう)氏です。 国境なき医師団(MSF)日本 事務局長村田 慎二郎(むらた・しんじろう)氏 国境なき医師団に参加したくて、国境なき医師団日本の本部(高田馬場)... -
この人がすごい!
第2回 NPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治氏
『称賛されるべき日本人』第2回は、11月18日、NHKの夕方のニュース番組で特集されていたNPO法人生活支援機構ALL代表 坂本慎治(さかもとしんじ)氏です。 坂本さんと著書『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』 私たちがな... -
この人がすごい!
『称賛されるべき日本人』第1回 𠮷岡秀人先生
久しぶりのブログ記事となりました。本日から、みなさんにぜひ知ってほしい、素晴らしい日本人を紹介していきます。第1回目の『称賛されるべき日本人』は 𠮷岡秀人(よしおかひでと)先生 です。 NPO法人ジャパンハートホームページより 𠮷岡先生は、す...
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環境問題・気候変動
プラスチック資源循環促進法が施行されます
プラスチックの大量生産大量消費は海洋汚染や気候変動に直結する大問題です。使い捨てプラスチック削減のため、プラスチックストローの提供をやめたという企業もありますし、紙製の容器やカトラリーも出てきました。世界全体がプラスチックに依存するシス... -
明るいニュース
ソーラーカー誕生も近い?!
現在、一般に販売されている太陽電池のほとんどは「シリコン系太陽電池」で、電力用太陽電池生産量のほとんどを占めています。しかしながら、そのエネルギー変換効率(光を電気に換える割合)は14~20%程度が一般的なのだそうです。シリコン系太陽電... -
環境問題・気候変動
コスタリカ~世界初のカーボンフリー国家への挑戦
中央アメリカのコスタリカ。じつはすごい国だったんです。ひとつの大きな特徴は、軍隊を持たない国家であるということです。そんなコスタリカは環境面で世界の最先端を行く国家でもあったんです。コスタリカはたしかに人口500万人の小さな国家ではあり... -
環境問題・気候変動
食品ロスへの取り組み
本日も今朝のNHK『おはbiz』のコーナーからの話題です。持続可能な社会を実現するための大きなテーマとして、食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が大きな課題になっているといいます。この食品ロスの削減に、各自治体や団体が取り組み始めました... -
環境問題・気候変動
CO2削減の救世主は細菌!?
カーボンニュートラルへの世界規模の転換が必要性が差し迫った現代、地球誕生のころから存在していると考えられている微生物が再注目されているといいます。ある種の微生物は、厄介者のCO2を利用して人間にとって価値のあるエタノールや食用たんぱく質(エ... -
環境問題・気候変動
V2Hはいいことだらけ!
V2Hという言葉をご存じでしょうか?これからの家と車のスタンダードとなりそうなこの言葉、今日はぜひ皆様にご紹介させていただきたいと思います。 V2Hについて知るのに、とってもいい動画がありますのでご紹介します。ニチコンのV2H説明動画はこちら(別... -
明るいニュース
次世代電池を開発、山形大
次世代電池の開発競争が世界を舞台に白熱しています。現在の主流電池は液体の電解質を用いていますが、次世代電池は半固体、そして最終的には全固体電池の開発・商用化を目指しているようです。難しいことはわかりませんが、液体の電解質を固体に変換する... -
環境問題・気候変動
未来ではグリーンルーフがバズっている?!
こんな狭小スペースにも・・・ グリーンルーフ(エコルーフとも言うそうです)とはなんぞや?百聞は一見に如かず、画像をご覧いただければ一目瞭然ですね。ビルや住宅などの屋上に植物などを植えて緑化するグリーンルーフが世界的に注目されているようです... -
環境問題・気候変動
日本のCO2排出量は増えてる?減ってる?
さあ、いきなり質問です。世界的には環境問題への意識が低いと評価されている日本ですが、近年の日本のCO2排出量は増え続けているのでしょうか?それとも減少に転じているのでしょうか?あまりニュースにはなりませんよね。正解は、減っています。2013... -
環境問題・気候変動
レインフォレスト・アライアンスってなに?
今日はこのマークのお話です。 みなさんもコンビニなどでみかけたことがあるのではないでしょうか?たとえば私の知る限りではローソンのMachiカフェを購入したらカップをよく見るとこのマークが印字されています。いままでこのマークの存在は知っていまし...