COVID-19収束後の世界はどうなる?

世界で約200万が感染し、10万人以上が死亡しているCOVID-19。
日本でもすでに8000人以上の感染者を認め、連日数百人以上の陽性者が出ています。
一方で、世界で最初に感染爆発を認めた中国武漢では、COVID-19の新規発症者の減少を受け、2か月半のロックダウンを解除しました。
今後、世界各地でも同様に感染の収束を迎える日がくることを祈るばかりです。
COVID-19が収束した近未来の世界、我々は普通の日常を取り戻せるのでしょうか、それとも破滅へ向かうのでしょうか?

今後の社会情勢を悪化させうる不安要素は以下のようにたくさんあります

  • COVID-19蔓延によるさらなる感染拡大と死者数の増加
  • 医療従事者の感染と大量死、担い手の減少、医療物資の枯渇、医療崩壊
  • ロックダウンによる経済的打撃
  • 反政府運動の激化
  • 途上国での医療従事者への差別的言動・暴力
  • アメリカがWHOへの拠出停止表明、国際関係悪化
  • これから訪れるであろう食糧危機、インフレ
  • 大量の失業者、自殺者、社会保障費の負担増
  • 世界恐慌の再来
  • 治安の悪化、犯罪の多発
  • テロリストの暗躍
  • アメリカの弱体化によるロシア、中国、北朝鮮との戦争

WHOや中国を責めたり、特定の人種差別や医療従事者への暴力増加は、人類の未来にとって大きな不安要素です。
餓死する者、自殺する者、犯罪を犯す者が増加し、結果的に政府への反感が強まり反政府組織が活発化するかもしれません。
アメリカの国力、軍事力が衰退することでロシアや中国だけでなく、第3勢力が暗躍するようになるかもしれません。
それだけではなく経済危機、食糧危機、国際関係の悪化により世界規模の戦争が始まるかもしれません。

一方、COVID-19根絶やその後の未来に向けて明るいニュースもあります。

  • 大規模な治験やワクチン開発によりいままで以上に緊密な国際協力関係がはぐくまれる可能性
  • ASEAN、日中韓の首相が初のテレビ会談でCOVID-19収束に向け、緊密に連携していくことで同意
  • 異業種による協力体制(自動車・電化製品メーカーが人工呼吸器やマスク、化粧品会社がアルコール消毒液を生産)

SFの世界ではどんなピンチも必ずハッピーエンドに終わるとわかっているから、ハラハラしながらも楽しめるのですが、現実はそうはいきません。
我々の未来は何も保障されていないのです。
地球の未来は、我々が自ら切り拓くしかありません。

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この記事を書いた人

たけしのアバター たけし アラフォー外科医

40歳を過ぎ、人生に焦りを感じ始める
自分がすべきことを探求した結果、健康に関する情報発信を始める
妻の経営する弁当屋のホームページも担当

将来の夢は自分のクリニックをひらき元気な高齢者を増やすこと

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