今日も喫煙のお話をしましょう。
厚生労働省の2011年の調査によると、日本人の喫煙者は約2,100万人で、成人男性の32.4%、女性の9.7%が喫煙しているそうです。1960年代に男性で80%、女性で15%を超えていた頃に比べると、かなり低くなってきていますが、それでも喫煙率は2割を超えています。
タバコが体に悪いことを知らない人はいませんね。知っているのにやめられない、、、それがタバコです。
では、タバコはどれくらい体に悪いのか?
そこまで知って、あなたはタバコを吸えるでしょうか?
たばこ1本で14.4分の命が削られる
放射線影響研究所の坂田律氏らによる研究では、20歳までに喫煙を開始した人の余命は、喫煙しない人に比べ、男性で8年、女性で10年寿命が縮まることが分かったそうです。この研究は医学誌「ブリティッシュ メディカル ジャーナル」に2012年に発表されました。これをたばこ1本あたりに換算してみると、20歳前から1日に20本、50年間たばこを吸っていた人が、一生の間に吸うたばこの数は合計36万5,000本。10年寿命が縮まるとして、タバコ1本では14.4分寿命が縮まることになる計算です。20本入りのたばこ1箱では、なんと4.8時間(映画2本分)の命を削っていることになります。
※統計の取り方によりわずかな差あり
一生のたばこ代は、なんと『〇〇万円』!?
2020年現在、たばこの価格は1箱500円(=25円/本)程度のようです(私は買ったことがありません)。
先ほど計算した一生に吸うたばこの本数36万5000本×25(円/本)=9,125,000円と計算されました。
912万円も支払って、寿命が10年短くなる、そんなタバコをあなたは明日も吸い続けますか?それともいまから禁煙を開始しますか?
ちなみにWHOが定めた世界禁煙デーは5月31日です!2023年5月31日をみなさんの”禁煙デー”としてはいかがでしょうか?
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