久しぶりの投稿となりました。
『称賛されるべき日本人』 第5回はアフリカ・中東の紛争地で紛争予防に従事するNPO法人理事長の瀬谷ルミ子氏です。
私が瀬谷(せや)氏の活動を初めて知ったのは、瀬谷氏の著書『職業は武装解除』を見つけたときでした。表紙とタイトルだけで購入を即決したのを今でも覚えているような、そんな強い衝撃を受けたタイトルでした。
瀬谷氏は、南スーダンやアフガニスタンなど中東アフリカやアジアを中心に長年にわたる内戦に苦しむ国々で、現地の人たちを中心に据えた争い予防への取組を行っています。瀬谷氏の考えでは、紛争地の当事者たち自身が平和を維持する仕組みを作ってもらうこと、それが持続的な平和につながっていく、さらに平和を築く取組は日本でも活用できるのだそうです。
瀬谷氏の活動内容もWikipediaに掲載されておりましたので、以下に引用させて引用させていただきます。
現在は 日本紛争予防センター(REALs)にてアフガニスタン、ケニア、南スーダン、ソマリア、トルコ、シリアで紛争とテロの予防事業、女性を紛争解決の担い手として育成する事業、緊急支援などに携わる。世界の紛争地の復興、治安改善、兵士の武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)が専門。
過去にルワンダ、アフガニスタン、シエラレオネ等にて国連PKO職員、外交官、NGO職員として勤務。
また、日本の外務省ホームページにも海外で平和活動に従事する日本人女性のインタビューが紹介されておりましたので、以下にリンクを掲載しておきます。
自らの危険を顧みず長年にわたり紛争地で活動し続ける瀬谷氏の姿には、神仏的な存在が重なってしまうのは私だけではないでしょう。
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