書評その10 SDGs入門 村上芽・渡辺珠子著

総評8/10点

SDGsの入門書としてぜひおすすめしたい1冊

地球の未来は、繁栄と滅亡どちらを向いているのでしょうか?
そのカギを握るのが、まさにSDGsだと言えると思います。

先日行きつけの書店に、SDGs特設コーナーができていました。
医学雑誌でSDGsの名前程度は知っていたものの、一般書店で販売されるほど社会現象化しているとはつゆ知らず、「これは乗り遅れるわけにはいかない」と数冊パラパラめくって直感的に一番しっくりきた本書を購入しました。
本書はSDGs初学者のために、企業の実際の取り組みなどわかりやすい事例を用いたSDGsの入門書で、とてもわかりやすいのが特徴です。
Amazonの「SDGs」検索結果が4000件以上もヒットしてくるほど、世界中が大注目のSDGs。
はたして、SDGsとはどんな取り組みなのでしょうか?

SDGsとは、sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) の略です。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています(外務省ホームページより)。

(外務省ホームページより抜粋)

カラフルなイラストで象徴されるSDGsで提唱される17の開発目標は、上図のとおりです。
詳細は、本書やインターネットのサイトをご覧いただくことをおすすめいたします。

本書を読み、私個人がSDGsに貢献できる可能性が比較的高いのは17の目標のうち「目標1~3」だと感じました。
目標1:貧困をなくそう
目標2:飢餓をゼロに
目標3:すべての人に健康と福祉を

目標3は自らの仕事に関連する分野であり、地域医療をもう少し広い視野でとらえ、地域における元気な高齢者を増やすことで医療・介護費や介護の負担を軽減していきたいと考えています。
目標1~2の貧困や飢餓についても、子ども食堂や農業分野での活動を足掛かりにして食糧問題、子どもの貧困対策、高齢者対策に貢献していきたいと考えています。


産業革命後のわずか200年あまりに間に、地球と我々を取り巻く環境は一変しました。
紀元前からわずか数十年前まで、人類はおろかな戦争を続けていました(紛争やテロは今も絶えませんが)。
争いの時代が去り、将来世代が笑顔で生活できる地球を維持していくことができるかどうか、いまを生きる我々にかかっていると言えるでしょう。
「SDGs入門」おすすめです、ぜひご一読ください。

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この記事を書いた人

たけしのアバター たけし アラフォー外科医

40歳を過ぎ、人生に焦りを感じ始める
自分がすべきことを探求した結果、健康に関する情報発信を始める
妻の経営する弁当屋のホームページも担当

将来の夢は自分のクリニックをひらき元気な高齢者を増やすこと

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