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当ブログは双方向式のブログです。
医療・介護に関するご相談、お悩みに無料でお答えします。
認知症の介護、末期がんの緩和ケアや訪問診療の仕組みなど、皆様の不安や疑問にお答えいたします。
例えば、このようなお悩みはありませんか?
「末期がんと診断され自宅で緩和治療を受けたいがどうしたらよいかわからない」
「認知症の家族を介護しているが、自分一人では介護の限界、この先どう生活してけばいい?」
「病院に通院しているが通院が限界となりつつありどうしたらいい?」
「主治医は自分に〇〇と説明するが、医学的に正しい判断なのか?」などなど…どんなご相談でも結構です。
注)本サイトからの金銭的要求は100%ありませんのでご安心ください。
最期までおうちで生活するために必要なこと
突然ですが、あなたは何歳まで生きたいとお考えですか?
日本人の場合、平均寿命が84歳、男女別では男性81歳、女性87歳と発表されており、世界トップクラスの長寿国であるという事実はとても有名です(厚労省「簡易生命表(令和3年)」より)。
そこで、ちょっと想像してみてください。
みなさんはご自分や大切な人が天寿を全うし、お看取りになる場所は、どこを希望されますか?
「最期は家族と一緒にいられる自宅がいいな」と直感的にお感じになった方が多いのではないでしょうか?
実は、厚生労働省の「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」が2017年に実施した調査結果で、国民の63.5%が「自宅で最期を迎えたい」と希望しています。
しかし現実には、どれくらいの人が希望通り自宅で亡くなっているのでしょうか?
2021年人口動態調査(厚労省)によると、実際に自宅で亡くなる方の割合は17%、66%の方は病院で亡くなっているそうです。
このギャップはどうして生じるのでしょうか?このギャップを埋めていくことが、まさに在宅医療に問われていることだと深く感じています。
人生会議:最期の時間をどこで、だれと、どのように過ごしたいか
世界一の長寿国と言われている日本ですが、それでも命にはかならず限りがあります。誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。人生の最終段階(命の危険が迫った状態)になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われ、日本人の半数以上の人は、まったく家族等と自分の死が近づいた場合の医療について話をしていない現状が示されています。
人生の最終段階において、最後まで自分らしく生きるための医療やケア(最期の時間をどこで、だれと、どのように過ごしたいか)について、将来の意思決定能力の低下に備えてあらかじめ自分の大切な人たちと医師・看護師・介護従事者等の専門チームが話し合い、共有する取組を「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。
人生会議においては、医師等の医療従事者から適切な情報の提供と説明がなされ、本人による意思決定を基本としたうえで、人生の最終段階における医療・ケアを進めることが最も重要です。
人生の最終段階において本人の意思を推定できない場合には、家族等が本人にかわって方針決定することになりますが、大切な人の人生を大きく左右する決断を委ねられることは、決して楽なことではありません。本人の意思が推定できない場合の人生会議の決定事項が、『本当に本人が望んだ結末』かどうかは、本人以外の誰にもわからないため、家族等が自らの決定に責任を感じたり、後悔することさえあります。自分らしい死を迎えるために、本人の意思確認ができるうちに人生会議をすることはもちろんご自身のためであり、そして同時に残されるご家族等のためでもあるのです。

人生会議は厚労省が積極的に推進している取組です
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