書評– archive –
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書評その28 もう会えない人を思う夜に 坂口幸弘/赤田ちづる著
総評10/10点 グリーフ(悲嘆)ケアに対する28の実践的なヒント 28のヒントが提案されていますが、しっくりと来るもの、来ないものがあると思います。私がしっくり来たものは以下の4つです。 Hint4 してあげられたことを振り返ってみる 一緒に過ごした... -
書評その27 みんなボケるんだから 和田秀樹著
総評10/10点 老年精神科医学が専門の和田秀樹先生の最新著書になります。 和田先生は通算900冊の本を執筆したそうです。どういうスピードで書き上げているのでしょうか・・・しかし、驚くべきはそのクオリティー!とてもわかりやすく面白いだけでなく、認... -
書評その26 ボクはやっと認知症のことがわかった 長谷川和夫著
日本の認知症診療に大きな改革をもたらし、長谷川式簡易知能スケールの開発者でもある長谷川和夫先生が晩年に上梓された本です。 長谷川先生の開発された長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が、どれくらいすごいかと言いますと、大谷翔平を知らない人... -
書評その25 旅をする木 星野道夫著
1995年に上梓され、いまだに増版を繰り返し続けているこの本をすでに知っている人は多いことでしょう。 作者の写真家である星野道夫氏は、若干51歳でクマに襲われこの世を去りました。 アラスカの大自然に魅了され、自然とともに生きる中で作者の感... -
書評その24 生活困窮者のリアル 大阪に来たらええやん! 坂本慎治著
総評 10/10点満点 坂本氏は日本有数の貧困地区で活躍するNPO法人『生活支援機構ALL』代表理事を務める、いわゆる『人助けの専門家』です。貧困のため住む場所を失った人が、最後に助けを求めて訪れる場所が坂本氏の『生活支援機構ALL』です。坂本氏は... -
書評その23 国境なき医師団の僕が世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと 村田慎二郎著
久しぶりに感動する本に出会いました。 国境なき医師団日本の事務局長である村田氏の著書です。事務局長と聞いて連想されたのは、現場を知らないステレオタイプの役人という勝手な想像をしてしまった自分が恥ずかしくなりました。紛争地でのプロジェクトを... -
書評その22 生き方 人間として一番大切なこと 稲森和夫著
総評 10/10点 2004年の初版から18年以上も読み継がれている、すべての日本人が読むべき1冊です。という私も本屋の店頭などで稲森氏の関連書籍を目にする機会は多かったものの、とくに興味を持つことはありませんでした。しかしある日、「数多の経営者の... -
書評その21 踏切の幽霊 高野和明著
総評 8/10点 高野和明氏 ファンが待ち焦がれた11年ぶりの長編小説!!! ふだんはノンフィクションばかり読むのでフィクション小説を読んだのは実に数年ぶりになります。それも一番大好きな作家のひとり高野和明氏のなんと!11年ぶりの長編小説ですから... -
書評その20 一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 加藤俊徳著
総評 10/10点 数ある脳科学の本のなかでも、絶対におすすめできる1冊だと思います 加藤先生は、脳科学の大家です。長年の脳に関する研究から導かれた脳科学のエッセンスを凝縮した本書は、読み物としても十分に面白く、かつ内容もためになるのですから... -
書評その19 最後の講義 人のために生きるとこは自分のために生きること 𠮷岡秀人著
総評 10/10点 本を読んで泣いたのは人生で初めてでした。アジアの途上国で医療活動を続けるジャパンハート創設者の𠮷岡先生の著書です。𠮷岡先生の言葉一つ一つに感動し、自らを恥じることの連続でした。とくに本書のエンディングに記された一言には...