書評その8 孤高のメス 外科医当麻鉄彦(全6巻)大鐘稔彦著

総評10/10点

ドラマ化、映画化、漫画化もされた人気小説「孤高のメス」の著者は外科医!

尊敬する外科の先輩が大絶賛していたのでさっそく読んでみたところ、とたんにのめり込みました。
外科医が作者のため、同業者である私が読んでも全く不自然さを感じないそのリアリティー溢れるシーン、そして登場人物の心理描写には圧巻されるばかりです。
そして凄腕外科医である主人公「当麻鉄彦」は、技術もさることながら男も惚れる正義感の強いまさに「男の中の男」と言えるでしょう。
とにかくカッコいいのです。頼りになるのです。
映画のワンシーンでは主人公演じる堤真一が、成功するかどうかもわからない重症患者さんの手術の依頼にただ一言、「やりましょう」と答えるシーンは感動して涙が出てしまいました。
私の知る限り、映画、ドラマ、小説、漫画などあらゆるジャンルの主人公と比較してもダントツかっこいい男と言えるでしょう。
外科医を目指したいと考えている研修医/学生のみなさん、外科の教科書を読むよりこの小説や映画を見た方がよほどためになるので、是非ご一読することをお勧めいたします。
ちなみに外科手術入門のテキストで一番にお勧めしたいのは「イラストレイテッド外科手術 第3版 篠原尚、牧野尚彦著」です。
イラストレイテッドは、これを持っていない若手外科医は日本に皆無と言えるほどの浸透率です。

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この記事を書いた人

たけしのアバター たけし アラフォー外科医

40歳を過ぎ、人生に焦りを感じ始める
自分がすべきことを探求した結果、健康に関する情報発信を始める
妻の経営する弁当屋のホームページも担当

将来の夢は自分のクリニックをひらき元気な高齢者を増やすこと

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