みなさんのご家庭ではお子さんに自分用のスマホを持たせていますか?
私の家では、中学1年生の長男にはまだスマホを持たせていません。
しかし長男いわく、クラスでスマホを持っていないのは自分だけだということです(さすがにそれはないと思いますが)。
私が子どもにスマホを許可しない理由は、以下の通りです。
- SNSによる集団的ないじめ
- 有害サイト(アダルトサイトや出会い系サイト)へのアクセス
- ゲーム依存、スマホ依存
- 勉強時間の減少、学力の低下
東北大学の研究でも「スマホの使用時間が長い子どもの大脳に発達の遅れが見られる」と発表していますし、NHKの番組でも特集されていましたね。
一部の自治体では、子どものスマホ規制に動き出したことろもあるようです。
実際、私たちが中学生のときスマホなんて必要ありませんでしたしね。
大手ケータイ会社は新たな市場である学生をターゲットにした販売戦略に躍起になり、CMや広告にも学生を起用したり「学割」や「○○ホーダイ」という言葉をよく耳にします。
しかしそれはまだ両悪の判断がつかない子どもの好奇心のみをいたずらに刺激し、子どものスマホ依存(大人も危険性はありますが)などの社会問題を助長させる危険をはらんでいると思います。
子どもの親の立場としては、理性ある企業の自重を期待したいものです。
また、大人のスマホ依存の問題も深刻化しているようです。
電車に乗っていると自分の子どもには見向きもせず視線を終始スマホに向けている親を見かける機会があります。
友人同士でいるはずなのに、会話は一切なくイヤホンをしたまま自分のスマホに集中する中高生グループ。
20年ほど前は通勤電車の中ではみんな肘を折りたたんで必死に新聞を読んでいたのに、最近は電車の中でみんなが手にしているのはほぼスマホと断言してもいいくらいです。
私が一時期電車通勤していた2018年の日本はというと、新聞や本を読んでいる人は1車両に1-2人くらい見つかるかどうかでした。
「そうしたスマホ依存によって、脳に異常をきたす人が増えている」と一部の専門家は警鐘を鳴らしています。
スマホ依存が常態化した結果、 絶えず流入し続ける文字や映像などの膨大な情報を脳が処理しきれなくなり、最終的にはもの忘れが激しくなったり判断力や意欲も低下する恐れがあるというのです。
というのも実は最近の研究で、脳にはぼんやりするときに活発化する回路があることが分かってきたのです。
これを「デフォルト・モード・ネットワーク」といい、情報を整理する役割を果たしていると考えられています。
脳の情報処理には、3つの段階があります。
情報を入れる「インプット」。
次にデフォルト・モード・ネットワークによる「整理」。
そして、話すなどの「アウトプット」。
スマホ依存は脳の情報処理に必要な「デフォルト・モード・ネットワーク」の機会を失ってしまい、脳がオーバーフロー状態に陥ってしまう危険性があるのです。
一部の専門家はこの現象を「スマホによる脳過労」、「オーバーフロー脳」などと呼んでいます。
ドイツや韓国でも「デジタル認知障害」と叫ばれ始めており、スマホ依存はもはや世界的な社会問題に発展しつつあるのかもしれません。
状況を重く受け止めたスマホメーカーも自発的に動き出し、使い過ぎを防止する機能を搭載し始めたようです(iPhoneではスクリーンタイム、アンドロイドではデジタル・ウェルビーイングという機能)。
あまりの急激な技術革新に、我々人間が対応しきれなくなってきているのかもしれません。
今後、人類を待ち受けるのはどのような未来なのでしょうか?
子どもだけではなく、大人も十分注意する必要があることには違いありません。
コメント