たけし– Author –
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こんなときどうする③鼠経ヘルニア(脱腸)と言われた
鼠経(そけい)ヘルニアという病気をご存知でしょうか?鼠径ヘルニアの初期症状は、鼠径部(太ももの付け根部分)がおもちのように膨らんできます。痛みを伴うことも多く、放置していると膨らみがだんだん大きくなっていきます。 古代ローマ時代の医学書に... -
こんなときは健康保険が使えません!
私たちは皆保険制度のおかげで、病院でかかった医療費総額の3割を自己負担し、残りの7割は税金で補填されます(納税者であればまったくタダというわけではありませんが)。さらに高額医療費支給制度を利用すれば、たとえ月額数百万円の治療費がかかろうと... -
こんなときどうする②盲腸になったら手術するべき?
誰しも一度や二度は、「盲腸で手術した」と言う会話を耳にしたことがあると思います。 虫垂の位置=右下腹部 俗にいう「盲腸」とは、正確に言うと「急性虫垂炎」のことです。 生涯のあいだに虫垂炎(いわゆる盲腸)を発症する確率は約5~7%程度と言われて... -
こんなときどうする①セカンドオピニオンや転院を希望したい
初めての入院、手術、通院・・・ それはある日突然訪れます。「ああ、こんなときどうしたらいいんだろう・・・」と困惑される場面も多々あると思います。そんな場面でどうすればよいかを一緒に考えてみましょう。シリーズ第1回目は「セカンドオピニオンや... -
ロボット支援手術(ダビンチ手術)について
ロボット支援手術をご存じでしょうか?開発したアメリカ企業の製品名で「ダビンチ手術」や単に「ダビンチ」などと呼ばれることもあります。 日本ロボット外科学会ホームページより テレビドラマの「ブラックペアン」や人気コミック「宇宙兄弟」にも登場し... -
医師がもっとも恐れる病気は?
医師がもっとも恐れる病気はなにか?という質問には何通りも答えがあるでしょう。神経科の先生は、治療法がない神経の難病と答えるかもしれません。膠原病科の先生は、やはり膠原病の難病とおっしゃるかもしれません。現代医療には、根本的な治療法が存在... -
世界一のCT保有国は日本
外からでは見ることのできないからだの内部をわずか数秒で詳細な画像にできるCT検査は、現代医療にとってかかすことのできない画像診断法となりました。そのCT検査機器の保有率が世界一高い国はどこでしょう?実はダントツで日本なんです、ご存知でしたで... -
スマホ依存の恐怖
みなさんのご家庭ではお子さんに自分用のスマホを持たせていますか?私の家では、中学1年生の長男にはまだスマホを持たせていません。しかし長男いわく、クラスでスマホを持っていないのは自分だけだということです(さすがにそれはないと思いますが)。私... -
CT診断ミスはなぜ起こるのか?なぜ防げないのか?
昨今、全国的に画像の診断ミスに関するニュースを見聞することが非常に多くなりました。名古屋大、慈恵医大、千葉大、横浜市大などの大学病院での診断ミスに関する報道はご記憶にも新しいかと思われます。もちろん、「画像の見落とし」は本来あってはなら... -
身近に潜む薬物依存 ~眠剤の功罪~
あなたは不眠症で悩んだ経験がありますか?長い人生のうち、誰しも一度や二度は不眠症に悩んだ時期があると思います。私も何度かそういう時期がありましたが、幸い自然に治りました。自分がそうであったように、不眠症の多くは不眠の原因(からだの不調や...